インドネシアで13万人が利用--マッチングから始まるVOYAGEのFacebook戦略

 サービスは英語およびインドネシア語で提供する。「北米では同様の思想のサービスは多く、機能的な競合優位性がつきやすいサービスでもない。そこでFacebookアカウント数の多いインドネシアを選択した」(矢澤氏)。当時はプロデューサーの矢澤氏とエンジニアの2人チームで開発。「文字通り手探りだった。翻訳者を探す際にも、FacebookやTwitterで人と出会い、紹介してもらった」(矢澤氏) サービス開始から半年弱で、ユーザー数は13万人超、月間アクティブユーザーは2万人ほど。「インドネシアの人は『友達の友達は自分の友達』という感覚が日本より強く、友人申請も積極的。宗教的な懸念もあったが、インターネットユーザーの中心となる若い世代はそれほど抵抗がないようだ。ただ口コミでの広がりは、サービスの性質もあるのか予想より低い状態」(矢澤氏) 2011年末には100ポイント1ドルの有料ポイントと、アクションに応じて付与される無料ポイントの2種類のポイントも導入。マネタイズについても力を入れていく。ただし日本語でのサービス展開については、今のところ予定していない。 矢澤氏はこのほか、Facebook上の友人のプロフィール画像を使ってタイムラインのカバー画像を作成できる「Friendly Cover(http://friendlycover.com/)」を2011年12月に提供。1月18日には、Facebook上の友人のプロフィール画像を使ってユーザーのプロフィール画像のモザイクアートを作成できる「Mosaic Face Me(http://mosaicface.me/)」も公開した。「性質上1人1、2回しか使わないサービスだが、バイラルでユーザーを増やす仕組みは達成しつつある。このユーザーが今後のサービスのスタートアップエンジンになる」(矢澤氏)とのことで、まずはFacebook上でのユーザーベースを集めることに重点を置いているという。 Mosaic Face Meの提供を契機に、ソーシャルプラットフォーム事業開発室は「Facebookマーケティング事業室」の名称に変更する。「今はソーシャルと言えばゲーム全盛だ。だが我々はそれ以外のサービスで、ソーシャルを使って生活を便利にしたい」(矢澤氏)

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